サイバーナイフの治療とは、放射線治療の一つです。
前からあるガンマナイフとの違いは、病変にピンポイントにて放射線
を照射する事が出来、周りの正常な細胞に影響を与えない技術らしい。
なんでもミサイル追尾システムを応用しているとか。
なんだか凄いシステムだと感心してしまいました。
しかし放射線治療なのでその副作用について心配が尽きません。

サイバーナイフセンターに予約を入れて、受診をしてしっかりと納得行くよう
に質問をすることにしました。
それは、サイバーナイフについてググってもその実態について触れられている
サイトが無いのも質問が増える理由でもありました。

年が明けて2016年1月4日、サイバーナイフセンタールート20に行き、治療説明を
受けに行ってきました。

治療に関しては、前回にも書きましたが、90%前後で病変を制御出来るとの説明。
そして、放射線を当てるためにマーキングをしないといけない。そのために近くの
大学病院にてマーカー留置の処置を受ける。
その後、体の型取りをしてサイバーナイフ治療をすると言った流れ。
副作用に関しては、それほど大したものは無く、基本一日おきに照射なので近ければ
通いで出来る。
非常に簡単に感じてしまった。
ただし、部位によってはその副作用も変わってくるようである。

そして私の場合の可能性のある副作用の内容である。

① 多少のだるさ、食欲低下
② 若干の肝機能低下
③ 照射部のすぐ近くに肺があるので、放射線による肺炎を起こす(咳、息苦しさ、発熱など)
が出る事がある。

といったものでした。

そしてそれらに納得し同意書にサイン。

同意書の内容は下記の通り

目的 : 肝臓がんの治療です。

治療回数 : 10グレイ×5回=50グレイ

準備 : 大学病院放射線科にて金で出来たマーカーを留置します

可能性のあるサイバーナイフ治療の副作用について

※前記の通り。

私は、このグレイについて調べたが、放射線は非常に難しく私では理解が
があまり出来なかった。
シーベルトやベクレルは先の震災で耳にした事があるが、グレイは初めて聞く
単位であった。
結構な線量である事には間違いないが、癌治療では一回の照射で10グレイは
普通であるようで、治療部位のみにあてる線量

本当に制御できるのか、そしてここに挙げられた副作用がどれだけ起きるのか
といった不安もあるが、自分で選んだ選択。もうまな板の上のコイ。

そして1月27日から3日間の予定でマーカー留置の入院が決まった。




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