先月16日に担当弁護士から久しぶりに電話がきた。
私は出る前に「また何か書類の催促かな」位にしか
思っていなかった。
電話に出ると担当弁護士から「やっと国から和解の成立
の話が来ました」と。
今まで約3年、色んな所にお願いに周りやっとここまでたどり着いた。
しかし、実感は「あ~そうですか」位にしか感じられなかった。
なんかとても呆気ない気がした。
その後、弁護士から質問があった。
一つ目は、住所に変更が私、父親、そして妹にないかどうか。
2つ目は、癌で間違いないか。
全くもって愚問としか言いようがない。
勿論答えは両方とも「YES」
この後、県の弁護団長に報告して、11月に振り込み手続きをすると。
まだまだ待たされるが、もう慣れてしまった。
弁護士先生に電話口でお礼を言って電話を切った。
ここまでくる間には色々あったが、一番はこの訴訟をするにあたり
検査によって癌がわかったわけで、もし以前のままの生活であったら
早くに命を落とすことになっていたであろう。
その事にまずは感謝である。
しかし、なんか実感が無い。満たされないと言うか。
しかしまだまだ私は病気との戦いが待っている訳で、治療に専念する
しかない。
しかし長かった。
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